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2004年12月20日 (月)

路線案へのご意見

 うれしいことに、事務局あてに先日のフォーラムで発表した路線案についてのご意見をいただきました。
 当会の路線案ですが、これはフォーラムでの説明にもあったように、素案の素案にしか過ぎません。これからもそこに住んでいる住民の方の意見も取り入れて検討していきます。
 
 日本でLRTを新設することは、まだどこでも実現できていません。
 ようやく富山県で富山港線が、その第1号になろうかという段階です。実績のあるフランスでは、一気に何十キロの路線が開業しますが、日本で実現させるには、まず1kmでもいいから敷設することだというアドバイスをいろいろな方からいただいております。
 
 LRTのすばらしさは、後からいくらでも路線が延長できることです。途中で駅を増やすことも減らすことも、簡単です。そこがモノレールなどの新交通システムとは大きく違うことです。モノレールは分岐も駅の新設も延伸にも大変なコストがかかります。
 
 当会の路線案が中区に偏っていることに、理事会でもいろいろな議論がありました。私自身は鶴見区に住んでいるので、当然鶴見区にもLRTが走ったらいいなと考えています。
 横浜市のLRT路線案にも鶴見駅から東急の綱島駅までの路線があります。今は、バス路線があります。先日どなたかと話していたら、環状2号に走らせたいという方もいました。私も実はそう考えていました。港南区に住む会員は港南区に走らせたいと考えています。
 ですが、まず一番可能性の高いところ、住民の盛り上がりが一番期待できるところから始めようと考えています。今回のフォーラムでは、本牧の路線案に近いところの自治会長さんにチラシをもって挨拶に伺いました。それ以前も本牧地区センターで近隣にチラシをまいてミニフォーラムを開催しています。今後また、本牧でミニフォーラムを開催していこうと考えています。
 
 LRTは移動困難な方に便利な交通であるだけでなく、どんな人にとってもやさしく便利な交通システムです。横浜にLRTを走らせる会は、市民も公共交通に口出ししようと集まったメンバーでつくりました。路線案にご意見のある方は、どうぞ仲間に入って下さい。もともと横浜にあった路面電車は、横浜の商人がつくったものです。市民がつくったのです。
 
 昨日のtvkでの横浜市会中継で、「公共は行政だけのものでなく、市民も公共をつくる時代になった」と、中田市長が言っていました。もちろん、LRTは市民の力だけでは建設できません。行政や企業の参加なくしては実現できません。
 
 フォーラムで発表した当会の案を、たたいて、たたいて、もっとよりよい案にしていきましょう。ぜひ、まわりの方に当会の活動を紹介してください。実現には、横浜市民の盛り上がりが必要です。

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