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2005年6月30日 (木)

≪人と環境にやさしい都市交通をめざす全国大会 IN 宇都宮≫

≪人と環境にやさしい都市交通をめざす全国大会 IN 宇都宮≫報告

6月25日に開催された大会に行ってきました。当会からは、古川副理事長と事務局の伊藤・松川が参加をしました。といっても、当会会員とは、会場でたくさん会いました。

 私と伊藤さんは、環境問題のセッションに参加をしました。
 LRTに求められる持続可能的側面 ・・・北村秀哉
東京電力の環境部である北村さんは、企業も経営においても環境性・社会性・経済性が求められると前置きした上で、LRTのもつ持続可能性について話をされました。ボルドーの架線レスのトラムの写真があったので、そこに対する質問が出てきて、架線レスとラムへの関心の高さを感じました。

 京都市へのLRT導入によるCO2排出削減効果の検討・・・須永孝隆
 須永さんの発表によると、京都市にLRTを導入した場合、最大で17%削減の可能性があるとのことです。2つのケースによる試算を出していましたが、在来鉄道とLRTの乗り継ぎのとき、運賃が加算されるケースAでは、6%程度の削減が見込まれ、共通運賃性を取り、運賃を低めに設定した場合で17%削減が見込まれるとのことです。
 在来線との共通運賃性がLRT導入の課題のひとつでもあります。
 環境の分化会は、割と女性も参加していました。珍しいことです。

古川副理事長の発表を聞きに、【車両技術とデザイン】のセッションに移動しました。
技術的な分化会の中で、古川さんの話は、比較的ソフト的な話でした。LRTは地下も地上も高架も走るフレキシブルな乗り物ですが、ストラスブールとボルドーの例を挙げ、ボルドーが乗り換えの容易さ、在来線との結節を重視していることを評価していました。
 フランスのトラムは、車両のデザインに非常に優れています。日本でも車の購入するときにはデザインを重視する人はたくさんいる。デザインの優位性がトラムの魅力を高め、ヨーロッパ各地での普及効果をあげている、という発表でした。

 実際、フランスに行くと、ナントのトラムは、交通機関だという印象ですが、モンペリエやオルレアン、リヨンは、遊園地の乗り物をいう感じです。車内もとてもカラフルです。車両だけではなく、街もまるでテーマパークのように、きれいに整備され、路上アートがあちこちにつくられます。横浜もトリエンナーレのとき、みなとみらい地区に巨大なトンボが現れ驚きましたが、新しいトラムが走っている街は、1年中トリエンナーレのような感じがします。遊び心がいっぱいの街になります。モンペリエには、トランジットモールにガラスの椅子が並べられています。座るためのものではなく、アートです。トラムの色もその街に似合った色が選ばれます。クレモンフェランは、火山の溶岩の色である赤、オルレアンはロアール川の砂の色がイメージです。横浜の場合は何色が似合うのでしょうか?やはりベイスターズのブルーでしょうか。

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