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2005年12月20日 (火)

交通権学会関東部会報告

日時:2005年12月23日(金)祝 13:30~17:00
会場:日本大学大学院商学研究科ビジネスコース・サテライト
(新宿野村ビル33階:新宿駅西口から徒歩8分)
参加費:無料(予定)

報告・発表

1) 「歩行交通のリスク(仮題)」 曽田英夫氏

 歩行交通のリスクは、曽田さんがたくさんのデータを持ってきてくれました。歩行者が第1当事者となっている(つまり事故の原因をつくっている)事故の分析です。
横断歩道でないところを横切っての事故は40代50代に多いのが特徴的でした。自分の体力の衰えに気づかず、若いつもりでわたったけど、渡り切れないで事故に会う。たくさんの表を見ているだけで興味深かったです。
 

2) 「自転車道整備の手法をめぐって」清水真哉氏

 江東区は自転車のハード面の整備が進んでいるのにソフト面というか行政があまり自転車を推奨していないといいます。写真を見るかぎりでも随分自転車道が整備されています。清水さんの提案は、今ある設備をできる限り活用して自転車道を整備しよう、というものでした。

 質疑の中で、自転車はスポーツの具か、交通の具とするのかその位置づけがはっきりしない。自転車に関しては責任の所在が明らかになっていないことが最大の問題ではないか、という指摘がありました。時速15kmで走るママチャリとスポーツタイプで走る自転車の位置づけをどうするか。

 自転車の規格が甘いのではないか。徒歩10分くらいで駅に行ける人の駐輪場を確保するのは違うのではないか、など会場から意見が出ていました。

3) 「利用者から見た路面電車20年の変化(仮題)」藤井憲男氏

 これも資料や表がたくさんあり、参加した人はそのデータをもらっただけでも得したと思います。各地の乗車人員・運賃収入等を比較した表が一覧になっています。

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2005年12月 2日 (金)

フォーラム「LRTは本牧をどう変えるか?」

 毎月横浜市中区本牧で行なわれているフォーラムのご案内です。(終了しました)

 本牧は、かつて路面電車が走っていた街です。また米軍に駐留されたことから、逆にジャズなど独特の文化をつくってきました。基地返還後、マイカル本牧が出来て、ホテルや商業施設ができ、大変賑わっていた時期もあります。それが、今はホテルがなくなり、また1つまた1つの商業施設がなくなっていきます。

 本牧は横浜商人の代表でもある原三渓がつくった三渓園など、日本庭園などの観光施設もありますが、みなとみらい線ができてから三渓園の入場者は減り続けていると聞きます。この本牧を以前のように活気あるまちにしたいと地元の人たち中心に「LRT本牧ワーキング」というグループができています。

 今回のフォーラムは新潮新書で「路面電車ルネッサンス」の著者である宇都宮淨人三を迎えて、世界の路面電車事情、日本の事情について話を伺います。宇都宮さんは講演にひっぱりだこで、先日も大阪の堺市で講演をされてきました。この機会にぜひご参加下さい。

2005年12月17日(土曜日) 本牧地区センター2階
 受付開始:13:30~ 開会時間:14:00~
 特別講師:宇都宮浄人氏
テーマ:LRTは本牧をどう変えるか? ~本牧地区の交通環境・街づくりについて~


うつのみや・きよひと 1960年兵庫県西宮市生まれ。現在日本銀行に勤務。90年8月から91年8月までの1年間、英国マンチェスター大学に留学。この時、路面電車が新しく建設されている場面に遭遇。以後、LRTの社会的効用について分析、提言を行う。現在、日本経済学会、日本統計学会、交通権学会に所属。著書(共著を含む)に『路面電車ルネッサンス』(新潮新書)、『経済統計の活用と論点』(東洋経済新報社)、『これからの都市交通』(山海堂)、『世界ゆったりトラム=旅物語』(東京書籍)など。

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