« 2005年12月 | トップページ | 2006年2月 »

2006年1月26日 (木)

ソウル交通体系改善事業についての講演

  ・日時 2006,02,02 () 18:00 21:00

  ・場所 川崎商工会議所 会議室

  ・資料代 3000

  ・定員  30名(必ず申し込みをお願いします。)

  主催:人と環境にやさしい交通をめざす懇話会

  ○テーマ「ソウル市における公共交通実験の現況と課題」(仮題)

   ・報告者 キム ギンチョル氏

    所属/ソウル市市庁 開発研究院 先任研究委員・博士※バス中央専用車路の導入計画責任者

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月24日 (火)

路面電車の歴史(1)

 yokohamasidenn

 電気で動く路面電車が走り始めたのは1881年、ドイツのベルリンが最初です。その後、 1887年にアメリカ人のフランク・J・スプレーグが架空線から屋根上のポールで集電する現在の方法を考案しました。 それ以来、その簡易さと安全性から、路面電車は爆発的に世界中の都市で走り始めることになりました。

 けれども、1920年代の後半になると、欧米では早くも路面電車の衰退が始まります。その原因は、自動車の登場です。さらには、安価で融通性の利くバスの登場で、路面電車の乗客を徐々に奪っていきました。 モータリゼーションが進むと、道路の渋滞が発生して、路面電車の運行が阻害されてしまい、運行効率が低下してしまいました。

 そのため、路面電車の事業者の経営は悪化、交通混雑を緩和させるために路面電車は次々と姿を消していくことになったのです。1940年代から1950年代にかけてはアメリカが、イギリスやフランスなどでも1960年代までにはほとんどの都市から路面電車が姿を消してしまいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月23日 (月)

路面電車の歴史(2)

 自動車の利用が増大するにつれて都市に様々な問題が生まれてくるようになりました。道路渋滞による都市機能の低下、貧困者・高齢者・移動制約者など交通弱者へのモビリティの不確保、大気汚染等の環境問題、犯罪・交通事故の増大、中心市街地の空洞化などがその例に挙げられます。特にこれらの問題が深刻化していたのはアメリカでした。

 先にあげた問題は自動車だけに依存した都市交通の限界を示すものでした。そこでアメリカでは、都市における交通機関の維持と充実の必要性が指摘されるようになり、当時旧西ドイツで改良が進められていた路面電車に白羽の矢がたち,再評価を行うこととなりました。

 その際「ストリートカー(Street Car)」とか「トロリー(Trolly)」などの従来の路面電車が持つイメージを払拭すると同時に新しい都市交通システムとしてのイメージを作るために考えられたのが、LRT(Light Rail Transit:ライトレール・トランジット)という造語で,車両はLRV(Light Rail Vehicle:ライトレール・ヴィークル)と呼ばれています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月22日 (日)

第16回 (京)次世代都市交通導入フォーラム

第16回 (京)次世代都市交通導入フォーラムのご案内
日 時 : 平成18年2月3日 (金) 18時30分から21時00分まで
場 所 : ぱるるプラザ京都 4階 第4議室 (JR京都駅前烏丸口)
 ソウルの都市交通改変
ソウル特別市は2004年7月よりバス専用中央路線設置、バス路線幹支線体系の改変、乗り換え施設の改善、交通カード導入等、都市交通システムの改変に取り組んでいます。ソウルの都市交通改変の経緯、実施後の結果についてご講演いただきます。
 参考資料 ソウル交通システム改変 (ソウル特別市HP)
演 題 : Renovation of Seoul Bus System
講 師 : ソウル市政開発研究院 先任研究員
 大衆交通研究団長 博士 金 敬喆 氏
経歴 1960.3.4生まれ
ソウル大学院博士課程卒業
 英国 Leeds University卒業
 日本 京都大学交通土木工学科留学
 ソウル大学環境計画研究所勤務
 現在、ソウル市政開発研究院交通研究団長
通訳 : ソウル市政開発研究院 研究員 藤田 崇義 氏
 (台北 棋盤式公車路網 最新報告あり)
コーデネーター まち創生研究所 代表取締役 酒井 弘 氏
会 費 : 会費 3,000円 (学生1,000円)
共催 : 京のアジェンダ21フォーラム
 都市創生交通Network@KANSAI
事務局 : ㈱ モチベート 連絡先: 075-762-1871
申込先: メールかFAX(075-762-1872)でお願いします。
Email:motivate@mm.em-net.ne.jp
締め切り:平成18年1月28日

| | コメント (0) | トラックバック (0)

路面電車の歴史(3)

 総合的な交通システムとしてのLRTの導入は,1978年に導入されたカナダのエドモントンが最初で,次に81年にはカルガリー(カナダ)とサンディエゴ(米国)にも登場しました。

 また、中心市街地の再開発の検討も同時に進められ、車を排除し、公共交通を活かした歩行者専用のショッピング街路である「トランジットモール」の建設が図られました。トランジットモール自体の始まりは1967年にアメリカのミネソタ州ミネアポリスで誕生した"ニコレットモール"で、ここでの成功が都市活性化の手本となりました。

 トランジットモールでは、公共交通はその中で水平に動くエレベーターとしてモール全体を一つの建物のように機能させるとともに、モールに人を呼び寄せる役割も果たして、公共交通と都市中心部の再生にも貢献することになったのです。

 また、お年寄りや子供、身障者や病人、そして乳母車といった社会的弱者=交通弱者に配慮した床の低い低床電車も導入されていきました。低床電車の登場によって、車椅子でも特殊な装置を使わず、歩道上から直接乗り降りが可能となりました。技術開発は進められ、90年代になると特殊な駆動方式を使って床の全ての部分を低くした全低床電車(100%低床車)も登場し、確実にその数を増やしています。

 こうして、LRTは普及していき、約20年間の開業都市は,世界23カ国54都市を数えます(2002年末までの予定)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月17日 (火)

県立川崎図書館でLRTのパネル展示

 神奈川県立川崎図書館で2006年1月13日(金)から3月31日まで、LRTのパネル展示が行なわれています。

 図書館ではこの間をLRTアピール期間として、図書館発行誌(3月発行)でLRTを特集したり、フォーラムの企画もあるそうです。フォーラムの詳細はまだ未定ですが、わかり次第このページでもお知らせします。

 開館時間:火~金=9:00~19:00  土日祝=9:00~17:00

 アクセス:JR川崎駅から京急川崎駅から徒歩15分、川崎駅前から1時間に数十本あるバスで5分「教育文化会館前」下車

 問い合わせ:川崎図書館 044-233-4537

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月16日 (月)

労働市場から見た交通

 2006年1月16日(月)19:00~20:00P1160003

  横浜市交通労組の斎藤さんをお招きして、「これからの交通政策」をテーマに交通労組から見た交通政策について、お話をしていただきました。以下にレジュメを掲載しておきますが、公共交通を推進していきたいという思いと今の交通をめぐる課題について私たちと同じ認識をもっておられることが、よくわかりました。

1.地域交通計画の必要性

高齢化の進行や地球規模での環境問題など公共交通に対するニーズは高まっている。

資料:かながわ交通計画

利用実態を基にした交通政策の確立

資料:東京としけん交通便りVOL.8、VOL.112.

2.交通分野における規制緩和

 1989年12月に公布され、翌年12月から施行された「貨物自動車運送事業法」と「貨物運送取扱事業法」という2つの法律を皮切りに交通運輸産業における規制緩和が実施され、2002年2月道路運送法の改正により乗合(路線)バスにおいても市場競争原理に基く規制緩和が実施されました。

 市場経済競争は、社会的な必要性や社会的価値の有無ではなく、常にコストバランスです。

 多くの交通事業者は、JRが行なっている「駅中産業」のような、金銭的外部効果(交通事業主体から関連事業主体へ)なども見込めず、交通事業の収入を基に事業を継続するという厳しい状況が続いています。

3.労働市場から見た交通

 バス・タクシー・トラックなどの自動車交通産業は、「労働集約型産業」と呼ばれ、人手にたよる運営が行なわれています。しかも、効率的な収益をあげることができず、賃金・労働条件の「引き下げ」が続いています。

 例えば、私鉄路線バスでは時給1200円で採用をしても集まらず、1300円が相場といわれていますが、定着性が極めて悪くなっています。また、自動車運転免許として最高峰である「第2種大型免許」を取得する人口も極めて低下しており、養成ドライバー採用を踏み切る会社も出てきています。

 職業を比較するのは適当でないと考えますが、コンビニ店員の時給と路線ドライバーの時給がほぼ変わらない労働市場は「まとも」だとは考えられません。先般ストライキを行なったニューヨーク交通局(州の独立行政法人)では、「ドライバーの賃金・労働条件は平均的労働者を上回るのが社会的常識」となっています。なぜなら「自らの資格と責任で公共サービスを遂行していく」ことへの対価として当然のこととされています。もし、水準が下がるのであれば、適切な人材が集まらなくなります。

4.横浜のLRT実現の可能性

 まちづくりと一体となったLRT導入ガイダンス 2005年10月(国土交通省 都市・地域整備局 都市計画課年交通調査室)

 ①市内交通ネットワーク(料金を含めて)との結節の確保(バスネットワークの再編)

 ②LRTを中心とした街づくりの推進

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月11日 (水)

基本理念

 LRTで横浜の都市再生を  

 交通は、市民が生活や仕事をする上で、極めて重要な装置です。それは、若者もお年寄りも、身体障害者も健常者も安心して共に暮らせる街をつくる上からも、必須な要件です。

 私たちは、高齢者や障害者など移動困難者をはじめ、すべての人が自由に移動できる社会を目指します。あらゆる人々のモビリティ(移動の可能性)を確保することは、いきいきとした社会をつくる源になります。モビリティは、人々の権利として保障されなければなりません。

 私たちは、この運動を通して「交通権」の確立についても、取り組みます。のような観点から総合的に考えると、現段階で、私たちの目的にかなう都市交通は、LRT(Light  Rail Transit)が最適です。

 LRTは、環境にやさしく、何よりも人にやさしい公共交通機関です。階段を昇ったり、降りたりするのではなく、平面で移動し、車いすもベビーカーも、自転車だって乗せることが可能です。またLRTは、地下鉄や新交通に比べ、建設費もやすく、走行も路面はもとより、高架、路下、地下なども可能なので、柔軟な敷設形態が選択できます。レール幅が同じならば、他の交通機関との連携もできます。

 LRTの特性を挙げればもっとありますが、このような優位性から、世界の大都市では環境問題の解決へ向け、「自動車依存都市」の脱却から「持続可能な交通システム」として、LRTが積極的に導入されています。私たちはこのLRTを、市民の力で横浜に実現することを、大きな目的としています。

 市民が計画し、市民が運動し、市民による市民のための公共交通システムとしてLRTを実現しよう、というものです。横浜には、かつて路面電車が走っていました。しかし、モータリゼーションとともに邪魔者扱いされ、廃止に追い込まれました。

 モータリゼーションへの反省とともに、今度は市民の手により、新しい路面電車としてLRTを創設しましょう。創設するだけではなく、経営にも積極的に参加したいと考えています。そのためには、私たちの運動に行政や政党、経済団体、他の市民団体などにも広く参加を呼びかけ、一大運動として発展させて行きたいと考えています。

 LRTを実現させることによって横浜の都市を再生しましょう。この運動を横浜から全国へ発信しましょう。

|

« 2005年12月 | トップページ | 2006年2月 »