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2006年1月22日 (日)

路面電車の歴史(3)

 総合的な交通システムとしてのLRTの導入は,1978年に導入されたカナダのエドモントンが最初で,次に81年にはカルガリー(カナダ)とサンディエゴ(米国)にも登場しました。

 また、中心市街地の再開発の検討も同時に進められ、車を排除し、公共交通を活かした歩行者専用のショッピング街路である「トランジットモール」の建設が図られました。トランジットモール自体の始まりは1967年にアメリカのミネソタ州ミネアポリスで誕生した"ニコレットモール"で、ここでの成功が都市活性化の手本となりました。

 トランジットモールでは、公共交通はその中で水平に動くエレベーターとしてモール全体を一つの建物のように機能させるとともに、モールに人を呼び寄せる役割も果たして、公共交通と都市中心部の再生にも貢献することになったのです。

 また、お年寄りや子供、身障者や病人、そして乳母車といった社会的弱者=交通弱者に配慮した床の低い低床電車も導入されていきました。低床電車の登場によって、車椅子でも特殊な装置を使わず、歩道上から直接乗り降りが可能となりました。技術開発は進められ、90年代になると特殊な駆動方式を使って床の全ての部分を低くした全低床電車(100%低床車)も登場し、確実にその数を増やしています。

 こうして、LRTは普及していき、約20年間の開業都市は,世界23カ国54都市を数えます(2002年末までの予定)。

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