ESTステークホルダー会議
3月17日・8日と新横浜プリンスでESTステークホルダー会議が行なわれました。昨年はトヨタ自動車主催でおこなわれましたが、今年度は国土交通省と環境省の委託として実行委員会形式での開催です。
昨年の議論を踏まえた上で継続的な議論を行ないたいと、昨年から参加している方も多く、当会事務局も昨年に引き続き参加しました。
ESTとはEnvironmentally Sustainable Transport の略で「環境的に持続可能な交通」とか「環境に配慮した持続可能な交通」と訳されます。
OECD(経済開発協力機構)が提唱する新しい政策ビジョンで、これまでの交通のあり方を根本から変革していこうとういう試みです。
国では平成16年から3年にわたり、全国の自治体でESTのモデル事業に取り組む団体への助成制度を設けています。昨年は富山市がLRTで申請が通り、今年は広島でLRTを中心とした交通政策が通っています。
こういった交通関係の会議に出ていると、LRTが日本各地で復活新設されるのは、当然のことで、時間の問題という気がしてきます。
持続可能な交通を実現していくためには、大都市にはLRTが不可欠だということを、ESTステークホルダー会議に出て実感してきました。
(写真は、グループ討議の様子。青い付箋がEST実現するための施策で、ピンクが実現するための課題、黄色が課題解決のためのアイデア。さすがに黄色は少なかったです)
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