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2006年11月 5日 (日)

運賃では活気的な後払いを実現したPITAPA

 11月1日の運賃収受フォーラムで一番おもしろかったのが、関西地区で始まっているPITAPAカード。

 これは、JR西日本の「イコカ」と私鉄などの「スルッとKANSAI」が合体したカードで、関東でもまもなく「パスモ」として、スイカとパスネットが一体になったものが登場しますが、それの関西版です。

 でもこのPITAPAのシステムは活気的です。

 スルット関西では客の要望を以下のように捉えています。

○他交通機関でも使えるようにして欲しい

○駅コンビニや市営施設でも使えるようにして欲しい

○2枚投入の改札機を増やして欲しい (精算機を使いたくない)

○回数券の種類が多すぎる (回数券,オフピーク回数券,サンキュー回数券)

○定期券を購入するか回数券を購入するかどちらが得かわかりにくい

○プレミアムをつけて欲しい

活気的なのは、後払い方式だということです。世の中、後払いが当たり前の時代になぜか交通運賃だけはプリペイド。その常識を打ち破ったのです。

 定期券を購入するか、回数券を購入するか、悩む人は多いはずです。後払いにしたことで、1ヶ月利用した結果で、定期料金・回数券料金かを決め、引き落とされるので、利用者にとっては迷わなくても済みます。

 結果としては、上記の客の要望すべてをクリアしたわけです。機械でお金をチャージする必要はないし、買い物のポイントが運賃にも利用でき、システムが違うJRとも互換性をもち、関西ではすべての交通機関で利用できるわけです。

 では関東で導入されるパスモはというと、これはプリペイド式ですから、上記のサービスはほとんど使えません。バスや私鉄でも使えるようになるそうですが、精算機でチャージは必要だし、定期も回数券も乗る前に選択しなければならないし、割引があるわけではありません。

 なぜPITAPAがこれほど便利にできるかというと、関西のお客さんは要求が高いそうです。10円しかカードに残額がなくて、改札を通れず、電車に乗り遅れたと駅員に文句が来る。関東なら残額を確認していなかった自分が「ばか」だったとあきらめるのですが、関西ではそうならない。出るときも同じで、精算機で精算することをめんどくさがるそうです。

 詳しくはPitapaのサイトを見て下さい。

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