« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »

2010年2月19日 (金)

2010新春LRTフォーラムを開催しました!

Lrtimg_1467_2 Lrtimg_1468_2

”横浜のまちづくりとLRTの可能性“

日時:1月23日(土)午後1:30~4:30
会場:横浜市技能文化会館 802大研修室

第1部 基調報告
 
①「関内・関外地区活性化推進計画検討会」から
   池田 翼氏(関内を愛する会・理事長)
 ②「横浜駅周辺大改造 計画づくり委員会」から
   鈴木伸哉氏(横浜市都市整備局・横浜駅周辺等担当理事)
 ③「都心臨海部・インナーハーバー整備構想」から

鈴木伸治氏(大学まちづくりコンソーシアム横浜・横浜市大准教授)

 ・「第4回人と環境にやさしい交通をめざす全国大会in東京」報告 

第2部  パネルディスカッション
  パネリスト:  野口和雄氏(都市プランナー)
           池田 翼氏  鈴木伸哉氏  鈴木伸治氏
  コメンテーター:  松本 努氏(神奈川新聞社元論説委員)
    コーディネーター
清水康二氏(横浜にLRTを走らせる会副理事長)

1月23日(土)午後、「横浜にLRTを走らせる会」と「横浜の公共交通をめざす会」の主催で「2010新春LRTフォーラム“横浜のまちづくりとLRTの可能性”」が横浜市の技能文化会館で開催され、79名の参加者がありました。第1部の基調報告では現在横浜市で検討されている3つのまちづくり計画についての報告があり、①「関内・関外地区活性化推進計画」の検討会の委員である「関内を愛する会」の池田理事長が、かつての賑わいの創出のために、市庁舎移転問題も含めて官民が協働して、それぞれの商店街の特徴を生かしながら、利害を超えて全体の発展をめざすことが大事だと強調されました。②「横浜駅周辺大改造計画」の計画づくり委員会の事務局長である横浜市都市整備局の鈴木理事は、乗客数が1日200万人を超える横浜駅周辺の大改造計画は、行政だけでなく地元協議会、鉄道会社、有識者が一体となって、横浜駅周辺のまちが抱える課題を7つのまちづくり戦略の元に計画実現に取り組むと報告しました。③「都心臨海部・インナーハーバー整備構想」の「大学まちづくりコンソーシアム横浜」という立場から、横浜市立大学の鈴木准教授は、「インナーハーバー(内港)=横浜ベイブリッジの内側でJR系東北線・根岸線の海側の地域」の50年後の都市づくりのビジョン(構想)はどうあるべきかを提言しました。

第2部のパネルディスカッションでは、報告した3人に加えて、パネリストとして都市プランナーの野口和雄氏、コメンテーターとして神奈川新聞社の元論説委員の松本努氏が加わり、前半は3つの計画に対しての議論を、後半はそこにLRTの可能性はあるのか、という議論が行なわれました。

 後半の議論に先立ち、コーディネーターである「横浜にLRTを走らせる会」の清水副理事長が、パワーポイントで走らせる会の最近の活動を報告した後、検討していたLRT想定路線案や横浜駅東口へのアクセス・ターミナル(A・B・C案)を提案し、この3つの計画にLRTを導入することの可能性について、3人に質問しました。この提案に対して、池田氏は「関内を愛する会は従来から山下公園から赤レンガ倉庫を経て馬車道、伊勢佐木町モールへの路線を提案している」とした上で検討会の中でも地区内を回遊する交通手段としても、活性化するのには最適なものだと主張していくと答えました。鈴木理事は、個人的な意見とした上で、「LRTは何より横浜のまちにマッチしているし、観光、まちづくり、活性化などの面から有効と考えている」と答えました。鈴木准教授は、「インナーハーバー構想ではクルマに頼らないLRTを含めた公共交通や水上交通ネットワークを整備する計画だ」と答えました。松本氏は、「富山には伊勢佐木町の商店街の方々と一緒に視察した。横浜市は行政も車社会の呪縛から抜け出していないようだし、市民も意識を高める必要がある。LRTは観光や活性化に有効で、まずどこかに実現してさらにそこから広げていけばいい」とコメントしました。

最後に、コーディネーターから今日の議論は入口であり、今後、委員の方々が計画の具体的な実施に取り組むことにエールを送るとともに、市民がこれらの計画に関心を持ち続けることが大事だとコメントしフォーラムを終了しました。(報告・清水康二)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

林 文子横浜市長から要望書への回答が届く!

 走らせる会は昨年の4月22日に当時の中田宏横浜市長とカレーランチミーティングを行い、中心部へのLRT導入を提案しました。ところが、中田市長は7月に突然の辞任を表明し、8月30日に市長選挙が行なわれることになり、会として出馬した3人の候補者に「市長に当選したらLRT導入を推進しますか」という公開質問状を送りました。中西健治候補からは回答がありませんでしたが、林文子候補と岡田政彦候補からは「推進する」という回答が送られてきました。

昨年12月21日、横浜市長に当選した林 文子市長宛てに、会として面談を要望するとともに、LRT推進にどう取り組むについて回答を求める要望書を提出したところ、1月6日に市長からの回答が届きました。市長からの回答は次の通りです。

「横浜でのLRT整備については、採算性や導入空間などの事業性を確保するとともに、周辺の土地利用状況や本市の厳しい財政状況を踏まえる必要があり、整備には解決すべき課題が数多くあると認識しております。また、LRTの整備自体を目的にするのではなく、地域にふさわしい交通手段や対策について選択肢を検討していく必要がありますので、まずは、担当部署との話し合いを通じて、課題や可能性等について共有していただきたいと考えております。」

選挙の際の公開質問状の回答と比べると今回の回答の内容の違いに愕然としますが、これは真に林市長の考えに基づいて回答されたのか疑念を感じざるを得ません。私たちとしてはこの回答をふまえ、担当部署との話し合いを早期に申し入れすることを考えています。(報告・清水康二)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月 8日 (月)

横浜まちづくり塾2月例会の案内

 当会の田村明会長が主宰していた横浜まちづくり塾の案内を転載します。今回は当会理事も多数参加して田村先生の追悼の場としたいと考えています。以下転載。

 昨年12月17日、半年ぶりに行われた連続講義の第16回「都市文明の本質とその矛盾」が、文字通り田村先生の最終講義となってしまいました。
 冬休みを挟み2月例会のご案内をした翌1月26日に先生急逝のお知らせをすることになるとは、思いもよりませんでした。
 ここにあらためて天に召された先生のご冥福をお祈りいたします。

 12月例会の冒頭、先生は「小さな実践ながら、さまざまな立場の市民による自由な交流と学びの場として長く続けてきた…」と、横浜そして東京の「まちづくり塾」への熱い思いに触れ、今後の抱負にも言及なさいました。
 ……先生の遺志をどういうかたちで引き継ぐべきか、それが私たちに残された大
きな課題であり、今後多様なアプローチが試みられると考えています。

 さて2月例会は、そうした試みへの模索と先生の追悼をかねて、先にお知らせしたテーマにより開講します。
 横浜における「持続可能な交通システム」としてのLRT導入運動が直面する課題をふまえ、フランスの都市政策、まちづくりの先進的な取り組みについて語っていただく望月真一さんはじめ、田村先生ご自身が会長であった「横浜にLRTを走らせる会」の皆さんも多数参加します。
 なお塾の後半ではQ&Aに加え、塾生の皆さんにさまざまな角度からの「田村明(追悼)論」を語っていただき、横浜まちづくり塾としての追悼の場とする予定です。
ふるってご参加下さいますようご案内いたします。
                              横浜まちづくり塾 事務局
                     記
 と き 2月18日(木) 18:30~21:00 
 ところ 神奈川県民活動サポートセンター405号室
         *横浜駅西口から徒歩5分 045-312-1121
 テーマ 特別講義/フランスの都市政策に日本は学べるか?
         ~横浜におけるLRT導入運動と「まちづくり」の課題から~
 講 師 望月真一 アトリエUDI都市設計研究所代表  
大内えりか 横浜にLRTを走らせる会理事長 
            *外に同会から 小田部・大野両理事など  
 定 員 30名(先着定員)
 参加費(資料代含む) 
 ・過去に当塾または「実践まちづくり塾」受講の方 500円
 ・今回初めて受講の方 1000円(初回のみ) 

             ●主催 / 問い合わせ●
           横浜まちづくり塾(田村塾)
           E-mail yokosc2004@yahoo.co.jp

 追伸
 1 田村先生「お別れ会」 4月3日(土) 午後
   横浜市OB、自治体学会、横浜&東京まちづくり塾、法政大学などによる
   実行委が主催する「お別れ会」については詳細が決まり次第、お知らせしま
   す。
 2 田村塾3月例会 18日(木) 1503号室 定員30名
   テーマ 横浜駅周辺大改造計画について
   講 師 鈴木伸哉 横浜市都市整備局横浜駅周辺等担当理事

  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »